目次
構成図
本記事では以下構成を想定してVPC PeeringでEC2からRDSへの接続方法に関して説明します
![](https://take-engineer.com/wp-content/uploads/2021/12/1f306db91ac1a41fc8dc322ac1418a8c.png)
実現したいこと
VPC B内のEC2からVPC A内のRDSに接続したい
手順
1. VPCのDNS解決、DNSホスト名を有効にする
![](https://take-engineer.com/wp-content/uploads/2021/12/1269b4bff39b468514d0932c4b09e523.jpg)
無効の場合は、アクションから設定を変更できます
![](https://take-engineer.com/wp-content/uploads/2021/12/01240943b236ca3ba9e7f7171a59dac7.jpg)
2. ピアリング接続作成
上記構成図の場合は以下を設定します
リクエスタにVPC B
アクセプタにVPC A
![](https://take-engineer.com/wp-content/uploads/2021/12/d2e38df7716bd3c2316c04e398df7263.png)
3. VPCピアリング画面でリクエストの承諾を行う
![](https://take-engineer.com/wp-content/uploads/2021/12/b5d4d0481b61a1952e8b2958579e58f2.png)
4. VPCピアリングのDNS設定でアクセプタDNS解決を有効に変更する
![](https://take-engineer.com/wp-content/uploads/2021/12/80046b807d3710ceecb0616be060682a.png)
![](https://take-engineer.com/wp-content/uploads/2021/12/8d6ddedaebc41dcd36131a635044bab1.jpg)
5. ルートテーブルにそれぞれのVPCアドレスに2で作成したターゲットを割り当てる
VPC AとVPC Bのルートテーブルに先ほど設定したVPC Peeringを割り当てます
送信先はそれぞれのVPCのIPアドレスを設定してください
以下はVPC Aの場合の設定画面です
![](https://take-engineer.com/wp-content/uploads/2021/12/98cf5b56d1cc97663d34240e6703ecd2.png)
6. RDSのセキュリティグループに接続元のVPCアドレス(EC2のIPアドレス)を追加する
今回の場合は、10.20.0.0/16を設定すれば良いです。
厳密には接続元EC2のIPアドレスを記載すれば接続できるようになります。
![](https://take-engineer.com/wp-content/uploads/2021/12/c8bf6287eded4ec9df97a2b756c01600-1024x282.png)
以上でEC2からRDSに接続できるようになったと思います。